以前、太陽電池で動くランタンのことを書いた。とても便利な代物なのだが、側面と底面の接着面が破れて、使い物にならなくなっていることも書いた。
そこで、後継品を買ったのだが、これがなかなかよろしくない。
買ったのは「モバイルチャージ付 2WAYソーラーランタン」。型番はHSL-001だ。
値段は1000円程度。見た目は申し分なく、前回取り上げたランタンに比べて強度もあって良い。
問題は、太陽光ではなかなか充電できないことだ。前回取り上げたランタンは、部屋の中の陽が当たるところに1日放置しておけば、夜には点灯して使えた。ところが、今回のランタンは、1日放置しておいても充電できていない。「充電量が少なく、弱々しい光しか出ない」のではない。まったく光がつかないのだ。
たしかにソーラーパネル、こんなに小さいもんね……。
とはいえ、これは致命的な欠点だ。もちろん、コンセントとUSBでつないでおけばあかりはつく(そしてめっちゃ明るい)。だがそれではソーラーパネルの意味がない。日中置いておけば充電できて、夜少しの間(ずーっとついている必要はないのだ。眠りにつくまでのわずかな時間)ほんのり明かりがつけば良いのだ。
だが、まったくつかない。潔いぐらいに。真夏のこの光で窓際に置いておいてそうなのだから、どこに置いてももはや無理だろう。
なので残念ながらこれは使えないと判断した。
何がいけないんだろう。ソーラーパネルの性能なんだろうか。あるいは、キャンプなどの野外で使用することを前提としているのかもしれない。
こうしてみると、前回のランタンは実はなかなかに優秀だったことがあらためてわかった。見た目はチープ&ジャンクだが、空気を抜けば折りたためることも含めて、とても優秀だ。問題は、空気が抜けてしまうところ……。
改めて、修理の方法があればぜひご教示いただきたい。